読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コタロさんの独り言

こたろうさんの独り言を書いていくブログです。

日経新聞:「東日本大震災で妊産婦らが病院をたらい回しにされる事態が問題化した」と根拠なく記載。訂正を拒否(ツイッター記載による)

ニュース・ブログ感想

問題の日経新聞の記事です。

www.nikkei.com

 

この記事の中で使われている

東日本大震災で妊産婦らが病院をたらい回しにされる事態が問題化したことを教訓に,災害時に母子の命を守る仕組みを整える」ために「小児周産期災害リエゾンの養成を始める」という表現

について、仙台市産婦人科医である室月氏

震災時に妊産婦が病院をたらい回しされた事実はありません.「その根拠を示してほしい」と

日経新聞に抗議したところ

事実上、想像あったで書きましたと言っているに等しいと私には思えてしまう回答があったようです。

月氏ツイッターによると

混乱のなかで当事者の妊産婦のかたがたが「たらい回し」と感じられる状況はあっただろう.

妊産婦が希望の病院に行けない,受け入れてもらえない状況を,「たらい回し」されたと感じるかたもいたかもしれない 

という説明があったそうです。

 

さすがとしか言いようがないですね。

A紙とかM紙の得意技かと思っていたのですが、日経新聞も同じマスコミの一員ということでしょうか。

「たらい回し」と感じられる状況はあっただろう 

「たらい回し」と感じたかたもいたかもしれない

 たらい回しにされる事態が問題化した

になってしまうわけです。

つまり、根拠もないのに想像で記事を書いたのですか?

そう聞きたくなりますね。

問題化した、というくらいだから日経新聞も当然記事にしてますよね。いつ、どのような記事を掲載していたのか知りたいものですね。

 

月氏のささやかな希望は「たらい回し」という表現の撤回だけだったそうですが、それに対しては、

この「たらい回し」という表現はあきらかな事実の誤認やあやまりといったものではないので,日経として訂正や謝罪をおこなうつもりはない

と回答。


新聞社は、とにかく記事を訂正せずに済まそうとするという点は、すでに多くの人が指摘しているところですが、指摘通りの対応だと思います。

そして、

「訂正ではなく,より適切な当時の状況,それから導かれる教訓や課題をこれから新たに記事で検証していきたい」

だそうです。

普段批判してやまない官僚の答弁
「前向きに検討していく」(検討するけど実行しないよの意味)
によく似た表現に見えるわけですが、どうなんでしょう。

当時の実際の状況としては、産婦人科医院ではライフラインの関係で対応できず、対応できるいくつかの病院に集約して対応しており「たらい回し」は起こりえない状況であったようです。