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コタロさんの独り言

こたろうさんの独り言を書いていくブログです。


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相模原・障害者大量殺人について 犯罪の防止は精神科医の仕事ではなく、警察の仕事だ

 

相模原市で起きた障害者大量殺人事件に関して、犯人に対しての措置入院の解除の判断について、いろいろと議論がなされているわけですが、精神科医から 「犯罪の防止は精神科医の仕事ではなく、警察の仕事だ」との主張があり、なるほどと思ったのでその感想を少し。

 

www.nikkei.com

 

医療は患者が求め、医者が応じて始まる。

 

まれな例外が、精神障害の患者に対する強制的な措置入院だ。精神障害の患者のなかには入院治療の必要性があるのに自覚がない場合がある。そのため、精神保険福祉法では本人の意思によらない措置入院を認めている。

 

入院治療の目的を遂げれば、直ちに退院させなければならない。

 

治療が終わっているのに「犯罪防止」の名のもとに閉鎖病棟に患者を留め置けば、行動の自由を不法に奪うこととなり、刑法の逮捕・監禁罪が成立してしまう。

というわけで、医師の仕事は患者の治療であり、犯罪の防止は医師の仕事ではないという主張です。特にこの事件は、退院後の通院を中断してしばらくしてから起きているわけですから、措置入院の解除の判断が妥当かどうかということについて問題にするのはおかしいという主張は同意できます。

また、その後外来に通院することを前提として退院の判断をしているのでしょうから、病院に来てくれないことには
治療の継続はできないわけで医師が犯罪防止のための仕事はできないことは明白です。

そこで、警察経由で措置入院した患者さんの場合に、必要に応じて退院時に警察へ連絡がいくようにするとかいう、退院後に警察が関与できるような方策が必要なのではないかという意見に深く同意した次第です。

こういう事件が起こると誰がこんなやつを野に放ったんだ!みたいな論調の批判が起こるわけですが、それではきっと解決しない問題なわけです。でもそのような論調が意外と支持されるんですよね。