コタロさんの独り言

こたろうさんの独り言を書いていくブログです。


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「疑似科学(ニセ医学)を否定する人は、いったい何を攻撃しているのか?」って、疑似科学(ニセ医学)とそれで商売している人たちに決まっているじゃないか。現実にニセ医学で命を落とす人もいるんですよ。

ハンフィンポストに掲載された記事についての感想です。

www.huffingtonpost.jp


疑似科学(ニセ医学)についての記事です。
高橋秀和さんという方が薬剤師という肩書で書かれていました。題名からは、そんなにムキなって攻撃しなくてもいいのに、とでも言いたげな感じがしてしまいますがそうでもないようです。

ニセ医学については、

これだけ科学が進歩した現代においても、疑似科学は社会から淘汰されてはいません。

疑似科学というのは、科学のフリをした「誤った考え方」のことです。ニセ科学、ニセ医学、トンデモ医療などと呼ばれたりもします。疑似科学に基づいた健康食品やその他の商品は至る所で販売されていますし(もっとも、健康になる訳ではないのですから、健康食品というのも変な話ですが...)、ヘンテコな治療法を駆使する困った人物も、探そうと思えば、あっという間に見つけることができます。

と書いており、誤った考えであるとの認識はしているようです。

しかしながら、次のようにそれを否定する人たちに対して、なぜか懐疑的な文章展開をしていきます。

まるで、親の仇にでも会ったかのような覚悟と勢いで、ひたすら疑似科学を攻撃し、バカにし、否定し続けます。

難解な用語を並べ立て、時にヒステリックにもみえる否定派の人たちは、一体なぜ、そんなにムキになっているのでしょう。

さらに否定するのは心が狭すぎると批判をし始めます。

「科学的な正確さ・厳密さ」といった代物は、そんなにも重要でしょうか。効果があると信じて購入する人がいる、効いた気がする、それでいいじゃないかという意見も耳にします。

なるほど確かに、科学といえど万能ではありません。分かることもあれば分からないこともある。科学によって説明できなければすぐ否定するというのは、いくらなんでも心が狭すぎるのかもしれません。

疑似科学はそもそも、単なる「誤った考え方」に過ぎません。

疑似科学が間違いなのはわかっていますよと言いながら、それを紹介する人を問題とはしないようです。

これとは対照的に、商品を好意的に紹介する人は
「使った人が効果を感じたらいいじゃないか」
「自分がよかったと思ったから紹介しただけ。目くじら立てて怒るほどのこと?」
といった様子です。

 

疑似科学を批判する人たちは結局、そういった「誠実さに欠ける人物」に対して怒りの声を挙げ、「そういうことはやめろ。みんな、こんなヤツらは信用ならないぞ」と叫んでいるのですね。

筆者の結論としては、疑似科学を推奨している人達に対して攻撃しているのだと結論づけています。

疑似科学は間違いだと書きつつ、疑似科学を否定することがあまりよくないかのような印象を与えているように感じます。


最後にとって付けたように、疑似科学(ニセ医学)で儲けようとしている人を批判したふりをして終わっているようです。

ほんの少しの金銭欲、罪悪感の欠如によって疑似科学やニセ医学は影響力・説得力を持ち、そしてその説得力を背景にして、被害は繰り返されているのです。

被害を引き起こすのは結局、人なのですね。

ちょっとした悪意や誠実さの欠如、無責任に対して敏感になりましょう。誠実な社会を作るべきという価値観を、なるべく多くの人で共有したいものです。

 

この記事、もしくは、筆者の問題点は、ニセ医学によって現実に被害が発生しており、なかには命を落としている人がいるのだという事実を軽視していることです。効いたかどうだかわからない健康食品に高いお金を払ってしまったとかいうレベルの話ではないのです。

だから、多くの人がニセ医学に怒って、真面目な専門家がニセ医学の被害者が少しでも少なくなるように正しいことを啓蒙しようとするわけです。

 

例えば最近の事例では、1型糖尿病の子供にインスリン注射をさせずに、祈祷師に拝んでもらっていた結果、亡くなってしまったという事件がありましたよね。

こういうことが起きないようにしなければいけないと考える人たちがいるということです。

こうした商品や治療に効果がなかったとしても、別に何の不思議もありません。ちゃんとした医薬品や標準的な医療を利用すればよいのです。

と一度試してみればわかるのだからいいではないかと言いたげです。それで済めばいいわけですが、実際には初めから標準的な医療を受ければ助かった命も、ニセ医学にすがったばかりに、だまされたと気づいた時には手遅れなんていうことはあるわけです。

だから、怒っている人達がいるのです。その辺が全然わかってない感じがするのです。それでいて、しれっとしてこんなことを書くのです。

効果がみられず悪化したり、副作用が発生している利用者を目の前にしてなお、自分たちが提供する治療法に疑いの目を向けられたくない、金銭的な利益を手放したくない。もしそのような気持ちがあるのだとすれば、健康被害はいつ発生しても不思議ではありません。

実際に被害は発生しているし、彼らは商売としてやっているわけですから被害がなくなるはずないのです。

ちょっとした悪意や誠実さの欠如、無責任に対して敏感になりましょう。誠実な社会を作るべきという価値観を、なるべく多くの人で共有したいものです。

こんな提言でニセ医学の被害がなくなるわけないんですね。だからこそニセ医学がはびこらないように多くの人が声を上げているんです。


特に無責任な言動がまかり通ってしまうネット空間では、それを否定するにもかなりのエネルギーが必要になりそれがムキになって否定しているということになるのかもしれませんが、仕方がないように思います。

薬剤師の資格を持った方がこんなことの言っているというのは、かなり残念に思ってしまった次第です。