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コタロさんの独り言

こたろうさんの独り言を書いていくブログです。

読売新聞・わたしの医見がおもしろすぎる

ニュース・ブログ感想

今日は、読売新聞の「わたしの医見」という投書欄の医療版の投書の内容が毎回面白いので今日はその感想を少し。

12/19付の投書を例にちょっと見ていきます。

yomidr.yomiuri.co.jp


「3時間待たせる病院、患者の立場で対応を」というタイトルで、さいたま市緑区 主婦 45 からの投稿という形になっています。

タイトルから想像できる通り病院の待ち時間が長すぎるからなんとかならんのかという内容です。

 いつも通っている病院がある。それほど大きくはないが、行けば3時間は待たされる。しびれを切らして「いつ診療を受けられるのか」と看護師らに尋ねる人をよく目にする。さんざん待たされた揚げ句、主治医でない医師にまわされることもある。

 診察後、会計までの時間もやたらと長い。私より後に診察を受けた人が、次々と会計を終えて帰って行くことがあった。受付に尋ねると、理由は分からないが私のカルテが会計に届いていないとのことだった。

 病院に行く日は、通院時間も含めて半日はつぶれてしまう。もっと患者の立場になって対応してほしい。

そんなに待ちたくないのならば、病院ではなく、近所の開業医に紹介してもらえばよさそうなものだが、この方は、通院先を変える気はなさそうです。さいたま市と記載されていますので、医療機関をえらぶことは可能であると思います。

1人の医師が診察できる人数には限界がありますので、それ以上に患者さんが来院されますと当然診察までの待ち時間が発生します。患者さんが増えれば増えるほど、待ち時間も増えるわけです。
このことは普通は誰でもわかっているので、しかたなく診察まで待っているのです。

これに対して病院側の対処としては、医師数を増やす、予約制にするといったことが考えられます。

医師を増やすといっても、日本全体として医師不足が解消していない以上なかなか難しいのではないでしょうか。また、経営的な問題もあると思いますのでどうでしょうか。

予約制にすると待ち時間なく診察してもらえるように思いますが、きちんと時間通りに診察できるように余裕をもって制度設計すると、今度は予約を取るのが大変になってくることが予想できます。

反対に現在の診察の通りに予約を詰め込むと、時間通りに診察できずに時間がずれ込んでしまい、予約制なのに待ち時間が長くなるということが発生してくるものと思います。

結局のところ、1人の医師が一定時間に診察できる患者さんの人数に限界があるのでそれを超えることはできないということです。

この問題は、日本の低負担でどこの医療機関にでも自由に受診できるという便利な制度の悪い面を見ているわけです。
ですから、

病院に行く日は、通院時間も含めて半日はつぶれてしまう。もっと患者の立場になって対応してほしい。

と言われても一つの病院レベルで解決できる問題ではないのです。

なお、診察後の会計までの時間については病院の対応で短縮可能であると思います。

結局、この投稿をした方が待ち時間の少ない他の医療機関を受診することが一番の解決策だと思うのですが、自分以外の誰かにそれを実行してほしいというのが本音なのかなと思ってしまいます。

だいたいこのようなレベルの投稿がならんでいるわけでそのことを書きたかった次第です。