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コタロさんの独り言

こたろうさんの独り言を書いていくブログです。

専門チームが活躍!富裕層の所得税申告もれ、前年の3割増516億円摘発。

ニュース・ブログ感想

こんにちは。

 

今日は、富裕層に対する税務調査の話です。

 

2015年分の所得税の税務調査で富裕層所得税申告もれを516億円摘発した。516億円という数字は、前年比3割増しとのこと。追徴税額は128億円でこちらは18%の増額。

 

どうやら、2014年に設置した「富裕層調査の専門チーム」の活躍によるところのようです。現在は東京、大阪、名古屋に配置されていますが、この活躍を受けて専門チームの全国展開を検討しているとのこと。

 

富裕層調査の専門チーム」がどのような人を対象としているかは、実際のところは不明ですが、日本には、純金融資産を1億円以上所有している富裕層といわれる世帯が約100万世帯、同じく5億円以上所有している超富裕層といわれる世帯が5.4万世帯あります。金融資産が1億以上ということですので自宅は含まれません。

 

ここら辺が対象となるのでしょう。

 

資産総額については、財産債務調書の提出制度によって把握できる仕組みになっています。名前の通り、保有している財産と債務を書いて税務署に提出する制度のことです。

 

財産債務調書の提出制度は、

 

・確定申告が必要な人

 

・所得が2000万円以上

 

・財産が3億円以上または、国外転出特例対象財産(*)が1億円以上ある

 

  *国外転出時課税税制の対象となる財産:有価証券など

 

この3つを満たす人が確定申告の際に財産債務調書を併せて提出しなければならない制度です。

 

財産債務調書は、その人の財産と債務をすべて記載して提出します。これと確定申告書を突き合わせることによって収入と財産の増え方など不自然でないか、つまり財産を隠していないかなどをチェックできるわけです。

 

もちろんこの調書は、相続税のチェックの時にも活用されます。相続財産を隠してもすぐにばれてしますわけですね。きちんとこの調書を提出していると死亡後の相続の時に相続財産を少なく申告したりしてもきちんと税務署にわかってしまうというわけです。

 

財産債務調書については、きちんと申告している人には、一応恩恵もあります。この調書に記載している財産についての修正申告を行ったときに過少申告加算税が5%軽減されます。

 

反対に、この調書に記載してない財産について修正申告を行うと過少申告加算税が5%加算されます。

 

 

この調書は以前は、所得2000万円以上の人すべてに提出義務がありました。ですから、提出する人の範囲が小さくなっています。その分それぞれきちんと精査していくぞということですね。そのための専門チームなのでしょう。

 

・確定申告が必要な人

 

・所得が2000万円以上

 

を満たしている人がこの調書を提出していないと、税務署から出し忘れていませんか?

 

というお尋ねのお手紙が届きます。

 

もちろん、3億円も財産はありませんと、お返事しておけばそれでOKなわけです。

 

 

専門チームが強化されて精査対象が増えてくると

 

あなたの所にも税務調査にやってくるかもしれませんね。