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コタロさんの独り言

こたろうさんの独り言を書いていくブログです。


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大学への財政支援拡充を要望(日経新聞:昭和女子大学・坂東理事長):私立大学への財政支援を強化することには反対です。

私立学校の関係者から度々要望される事案である私立学校への財政支援強化についての話です。

今回日経新聞に掲載されたのは、昭和女子大学理事長の坂東真理子氏による提言です。

www.nikkei.com

基本的に私立大学への財政支援を強化することには反対です。しかし、教育関連の財政支出を増やすこと自体に反対しているわけではありません。

坂東氏は、国立大学に重点的に配分される予算に対して、

平たくいえば、入学試験に強い子は将来社会に貢献するだろうから学費負担の軽い国立に行けるが、入試に弱い子は無理に進学しなくてもよい。どうしても進学したいならば親が負担すればよい、という考えが世論の大勢を占めているからであろう。

と述べています。

まさにその通りだと思います。日本人の多くがそのように考えているから現状が支持されているわけです。

日本人の進学率が50%くらいであり、日本の大学生の77%が私立大学の学生であるにも関わらず、日本人の多くがそう考えているということを重く考えてみるべきでしょう。

有り余る予算があって、使い道に困るような国家財政の状況であれば教育への財政支出を増やすことには大いに賛成であるし、その中に私立学校への支援強化が盛り込まれていてもいいだろうと思います。

しかしながら、現在の日本国家財政は、莫大な借金を積み上げている状態であります。当然、限られた財源なので効率の良い支出が求められるわけです。

そうするとやはり、国立大学へ進学できるくらいの学力のある人に投資したいと考えるのはうなずけるところであります。

私は、むしろ国立大学の授業料を下げたり、寮や奨学金を充実させたりすることを求めたいと思っています。

そのことによって、国立大学の入学試験に合格さえすれば、どんなに貧乏な家庭であっても学費や生活費の心配なく大学生活を送れるようになるわけです。

現在、優先させるべきは、私立大学への支援強化ではなく、国立大学の学生への支援強化ではないかとそのように思った次第です。

 

最後になりますが、坂東氏が求めているのは一律に私学へお金を出せということではなく、自己変革の内容などを評価して、それに応じて支援の増減をしてはどうかというものですので、学生の教育環境にはいい影響がありそうであり、悪くない提案だとは思います。しかし、優先順位はそれほど高くないと感じました。

 

また、教育内容に自信があるのならば、いずれは高校生にも評価されて、入学希望者も増加するでしょう。教育の成果がでてくれば、卒業生が社会で活躍して、多額の寄付金をしてくれるようになることでしょう。

長期的な計画になるわけですが、教育というものはすぐには成果のでない気の長い投資ですので。