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コタロさんの独り言

こたろうさんの独り言を書いていくブログです。


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ふるさと納税なんて返礼品目当てに決まっているのに、お花畑な理論で返礼品に対する規制通達を批判している人がいた。

 

口やかましいだけのお役所は「国民の常識」を信じていないのか?

このような題名で、「ふるさと納税」に対する返礼品についての通達を批判する記事を読んだのだが、まず題名と中身が違いすぎです。それから論理が破たんしています。

www.mag2.com

 


記事によると無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』の著者である嶌信彦さんは、、総務省が「ふるさと納税の返礼品は寄付金の3割が上限」と通達したことについて、「もっと民の常識を信じたらどうか」と、口を出しすぎる役所・役人に苦言を呈しているらしいです。

しかし、その論理には無理があります。

しかしふるさと納税をする人の動機は返礼品欲しさだけではなかろう。地方の過疎化に心を痛めて都会へ出てきた人も多く、むしろ少しでも故郷の役に立ちたいという思いが強いのではないか。故郷の果物や干物、漬物などの味は東京で買える高額品より、よほど懐かしさがあり御裾分けから田舎話に花も咲こう。

まず、ふるさと納税の動機が返礼品ではないと主張しています。ふるさと納税なんて返礼品がなければ、ほとんどの人がしないに決まっています。実際に、返礼品を止めた自治体では、ふるさと納税が0円になってしまいました。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

返礼品目当てでふるさと納税をする人がほとんどなので、返礼品を豪華にすればふるさと納税が増えるわけです。返礼品を豪華にすれば納税が増えるのだから過当競争がおきて、返礼品の高額化につながったわけです。

皆が自分の故郷に納税していたのならこのような事態にはなっていないわけですから基本的な認識に問題があると思います。

 

そして、

スタートした08年度には約72億円だった寄付総額は16年度には2,600億円ほどになるという。ともあれ、官庁があれこれ口やまかしく上限まで設ける指導をしているようでは日本の寄付文化は成長すまい。何事もおカミが口をはさむのは慎みもっと民の常識を信じたらどうか。


と日本の寄付文化の成長を妨げる行為だと批判しているわけです。

 

しかしです、嶌氏の言うように返戻品目当てでなくふるさと納税がなわれていたのならば、返礼品の金額に上限を設けても「ふるさと納税」が減らないはずです。だから嶌氏は、全く心配する必要はないですよ。


2600億円規模になったふるさと納税が今後増加するのか、それとも減少するのか。

総務省の規制通達により、ふるさと納税が減少するようであれば、やはり「ふるさと納税」が返礼品目当てであったということが証明されるわけです。

もし、ふるさと納税が減少しなければ、「日本の寄付文化の成長」を阻害していないのですから批判するようなことではなかったということです。

どちらにしても嶌氏の主張は、間違いということになるようです。


最後に蛇足になりますが、昨年末に大火事のあった糸魚川市へのふるさと納税が急増するということがあったようで、このようなところはまだまだ日本人も捨てたものではないなと思った次第です。